複数アカウントを所持することをポケモンGO内では複垢と呼ばれています。
ポケモンGOの規約では1トレーナー1アカウントと記載されており、何台もスマホを持ち、複数のアカウントでプレイすることはマナー違反ではなく規約違反です。



よく複垢を使ってジムを占領しているトレーナーを見かけます。
そのようなジムでは、大量のアカウントから永久に金ズリ防衛をして、ジムを落とせないといった状況があります。
どうせここのジムは攻めても無駄だから、攻めるのをやめようと思う人がいたり、落とすために自分も複垢を作って攻めるといった事が起きます。

そうすると、本来は6人が1つのジムを守り戦うというシステムなのに、少ない人数でプレイしてしまっては本来のポケGOの面白さが半減してしまいます。

面白くなくなってしまえば、ポケGOを引退する人が増えてしまうかもしれませんね。
結果として、ポケGOをする人が減り、みんなが面白くなくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

私はポケGOの面白さの1つに、実際にやっている人達が見える事で リアルでの繋がりが感じられるという事があると思います。



ポケストップの中にはスポンサード・ロケーションと呼ばれるポケストップがあり、
こちらのポケストップは何回回ったかにより、スポンサーが運営に広告料を支払うようになっています。

1人の人が複垢を使って、ポケストップを回すと1人当たりに対する広告料が増加する事になり
スポンサーが過剰な広告料を支払うことになります。

スポンサー企業としては、多額の広告料を支払っているのにも関わらず、人がたくさんお店に訪れていないとすれば、いずれはスポンサーから撤退してしまうかもしれません。

スポンサージムが減る事で、EXレイドバトルの対象ジムが減ってしまいます。
EXレイドバトルのジムが減るのはみんな嫌ですよね。



1人の人が複垢を使う事で、たくさんのアカウントがサーバへアクセスする事になります。

例えば、10,000人の人がそれぞれ複垢を2つ持っていたとすると、その場には本当は10,000人しかいないのに、サーバーには2倍の20,000人のアクセスがあることになります。
そうするとサーバーが混雑することで、ゲームが重くなるなどの通信障害が発生する可能性が高まります。

皆さんもポケモンGOに通信障害が発生して、思うようにプレイできなかった経験があるかと思います。
通信障害が起きる事でイベントの延期や中止なんて事も起きてしまうかもしれません。