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2019年12月16日
【記念すべき初進化】知ってるナッシーと違う!偽物だ⑤【父と息子ポケ活記録】
毎週月曜日夕方に素敵な親子のポケ活記録を配信中!
今の小さい子はアニメからポケモンにふれる子が多く、逆に初代や金銀のポケモンたちを知らない現実に驚き!
なにからポケモンに触れるかは人それぞれ、原作から、ポケGOから、アニメからみんなが全世代が楽しめるポケモンって素晴らしいと再認識しました。
前回までのお話は、以下の記事を参照ください。
日差しも暖かくなって来たこの日、息子と二人、いつものように公園でポケ活をしていました。
息子は、相変わらず、一心不乱にポケモンをGETしています。
この頃になると、ずいぶんとモンスターボールの投げ方も様になってきていました。
まだまだ無駄玉が多く、すぐにボール不足になるのも相変わらずですけど。
一匹捕まえる毎に、これは何?なんていうポケモン?と見せに来てくれる様子が、微笑ましいような、若干めんどくさいような……
息子のポケモン知識は、アニメ『サン&ムーン』頼みのため、知らないポケモンが、かなりいるんですよね。
「おとうさん、あそこの塔にいるぐらーどん?と、ピカチュウってどっち強いかな?」
「息子?グラードンさんに謝ろうか?」
万事、こんな感じです。
この日も、見たことのないポケモンを捕まえ、ダッシュで戻ってきました。
「おどっ……おどうざん!! これっ……これは何!?」
「落ち着け、息子。 ホラー映画みたいになってるぞ」
こちらに向けられたスマホの画面を、腰を屈めて覗き込みます。
息子が意地でも、スマホを渡してくれないので、画面を見る時は必ずこの姿勢……腰に悪い。
「どれどれ?」
スマホ画面には、しかめっ面のひび割れた卵達が、群れをなして並んでいます。
うん、これはあれですね。
「タマタマだね」
「タマタマ?」
やっぱり知らないよね。
私も、Pokémon GOでは、始めて見ました。
「タマタマは強い?」
「タマタマは……そうだね。進化したら強いかな?」
少なくても手持ちのポケモンの中では強いでしょう。
問題は……
「進化! 進化するの! 進化ってどうするの!!!」
これです……いや、わかった。説明するって、近いって。
「進化は、ポケモンをGETした時に貰えるアメを使うんだよ。 同じポケモンをいっぱいGETして、アメをたくさん集めたら、進化できるようになるよ」
「そうなんだ! 知らなかった!」
うん、教えていませんでしたからね。
いや、私も意地悪で教えなかったわけでは無いんですよ!
進化の方法を教えていなかった理由は、大きく3つあります。
まず1つは、私の住んでいる地域は、恐ろしくポケモンが少ないのです。
こうして遠出してポケ活する事はありますが、同じ種類のポケモンを集めるのは、中々しんどいものがあります。
もう1つの理由は、ボールが超貴重なため、息子の命中率だと、これまた同じポケモンを集めるのが、とてもとてもしんどいのです。
そして、最後にして、最大の理由は……
「そうなんだ! がんばれば何とかなるかな! よ~し、今日は進化させるまで帰らないぞ~!!」
……これです。
いや、今日1日では、なんともなりません。
生物の進化を舐めるなと言いたい。
「息子、ゆっくり集めy……」
「ねぇねぇ、おとうさん! タマタマは何に進化するの?」
聞いて……
こうなっては何を言っても無駄でしょう。
仕方ない。
とりあえず進化させてみたいなら、比較的見かけるポッポさんを狙ってみる手もありますが……
「ねえ、タマタマは?タマタマは?」
「分かった、落ち着け。 あとお願いだから、あんまり連呼しないで。 」
ぐいぐい来る息子を押し退けます。
「タマタマは、進化するとナッシーになるよ。 って言っても、知らないだろ?ナッシー」
何せ、ナッシーは第一世代のポケモン。
初登場は、息子の生まれるずっと前です。
当然、知っている訳も……
「ナッシー!! ナッシーに進化するの!」
あれ?
「何?ナッシー知ってるの?」
「もちろん、知ってるよ! ナシの木みたいなポケモンでしょ?」
「そうそ……いや、おしい、ヤシの木ね。 ヤシの木」
とはいえ、ナッシーを知っていたのは意外でした。
ヒトカゲすら知らなかったのに。
聞くところによると、アニメ『ポケットモンスターサン&ムーン』でも、ナッシーは度々登場していたそうです。
誰かの手持ちでは無く、野生のナッシーが何度と無く、主人公達のピンチを救ってくれたのだとか。
いいな、ナッシー。
おいしいポジションだぞ、それ。
何はともあれ、息子はこの日から、ナッシーに進化させるべく、タマタマのアメ集めに奔走することになります。
ポッポ?見向きもしません。
晴れの日も
「タマタマ~どこ~?」
「声に出して探すのやめよ?」
雨の日も
「タマタマ~?」
「いや、寒いから帰ろう?」
風邪の日も
「た、タマタマ~……」
「寝てろ!」
様々な困難(?)を乗り越え、少しずつですが、タマタマのアメを確実に増やしていきます。
この時期は、タマタマの出るフィールドリサーチが、妙に多かったのも助かりました。
近くにいるとなれば、地図を見て移動し。
相棒にしてアメを拾い。
タマタマの出るタスクを何度も繰り返します。
そしてついに!
その時は訪れました!
「よし、息子よ。 このタマタマ達を博士に送れば、お礼に貰えるアメで50個達成だ!」
「わかった! …………送ったよ、おとうさん!」
「よし、どれどれ……。 って、タマタマ全部送っちゃだめでしょ!? 1匹は残しておかないと、進化できないでしょ!」
「あっ、そっか!」
数日後
そして、ついに! その時は訪れました!(2回目)
「よし、あとはこの進化ボタンを押せばいいんだぞ」
「わかった!」
息子の操作で、タマタマが光に包まれていきます。
長かった。
ここまで、本当に長かった。
息子とタマタマを集めた日々が、走馬灯のように……いや、まだ元気です。
でも、このポケモンが進化する瞬間、いいですよね。
何に進化するか分かっていても、ワクワクするものがあります。
やがて、光の渦が晴れ、立派に成長したナッシーが姿を現します。
これには、息子も大喜び……ってあれ?
神妙な面持ちで、画面を見る息子
どうした?
「おとうさん……このナッシー、変!」
おい、何て事言うんだ。
ナッシーさんに謝れ。
私も、息子の頭越しに確認しますが、そこに居るのは間違い無く、何の変哲もない原色のナッシーさん。
「何が変なの?」
「だって……だって……。 首が短いよ!!!」
あ~~……
そうなのです。
息子にとって、ポケモンの基準はアニメの『ポケットモンスターサン&ムーン』
登場するポケモンは……
アローラの姿なのです!
アローラ地方のナッシーは、オリジナルナッシー(カントーナッシー)と違い、非常に長い首を持っています。
息子が欲しかったのは、馴染みのあるアローラナッシーの事だったのです。
息子に、アローラとカントーの違いを説明しますが。
「…………」
「…………」
「おとうさん、もしかすると、ここからもう一回進化……」
「しないよ」
「……」
「じゃあ、いっぱい歩いたら、首が長く……」
「ならないよ」
「……」
息子が、このカントーナッシーを受け入れる為には、更なる時間を要したのでした。
読んでくださって、ありがとうございます!
次は、始めてジムバトルをした時のお話を書きたいと思います。
ついにナッシーを手にいれた息子。
強い(?)ポケモンを仲間にしたら、戦ってみたくなりますよね。
そこで、地元のジムで戦わせる事になったのですが……
こんな感じのお話になります。
どうぞ、よろしくお願い致します。
長いアローラナッシーにみなれていたらたしかに、普通のナッシーが小さく偽物に見えるかも・・・
自分がはじめて進化させたポケモンもう覚えていません。
初めて捕まえた子、初めて進化させた子、など思い入れはあるはずなのに気づいたら忘れています。
息子さんのはじめてをお父さんがわすれずにちゃんと記録して覚えているのも本当素敵です
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今の小さい子はアニメからポケモンにふれる子が多く、逆に初代や金銀のポケモンたちを知らない現実に驚き!
なにからポケモンに触れるかは人それぞれ、原作から、ポケGOから、アニメからみんなが全世代が楽しめるポケモンって素晴らしいと再認識しました。
前回までのお話は、以下の記事を参照ください。
『息子が始めてポケモンを進化させた時の話』
日差しも暖かくなって来たこの日、息子と二人、いつものように公園でポケ活をしていました。
息子は、相変わらず、一心不乱にポケモンをGETしています。
この頃になると、ずいぶんとモンスターボールの投げ方も様になってきていました。
まだまだ無駄玉が多く、すぐにボール不足になるのも相変わらずですけど。
一匹捕まえる毎に、これは何?なんていうポケモン?と見せに来てくれる様子が、微笑ましいような、若干めんどくさいような……
息子のポケモン知識は、アニメ『サン&ムーン』頼みのため、知らないポケモンが、かなりいるんですよね。
「おとうさん、あそこの塔にいるぐらーどん?と、ピカチュウってどっち強いかな?」
「息子?グラードンさんに謝ろうか?」
万事、こんな感じです。
この日も、見たことのないポケモンを捕まえ、ダッシュで戻ってきました。
「おどっ……おどうざん!! これっ……これは何!?」
「落ち着け、息子。 ホラー映画みたいになってるぞ」
こちらに向けられたスマホの画面を、腰を屈めて覗き込みます。
息子が意地でも、スマホを渡してくれないので、画面を見る時は必ずこの姿勢……腰に悪い。
「どれどれ?」
スマホ画面には、しかめっ面のひび割れた卵達が、群れをなして並んでいます。
うん、これはあれですね。
「タマタマだね」
「タマタマ?」
やっぱり知らないよね。
私も、Pokémon GOでは、始めて見ました。
「タマタマは強い?」
「タマタマは……そうだね。進化したら強いかな?」
少なくても手持ちのポケモンの中では強いでしょう。
問題は……
「進化! 進化するの! 進化ってどうするの!!!」
これです……いや、わかった。説明するって、近いって。
「進化は、ポケモンをGETした時に貰えるアメを使うんだよ。 同じポケモンをいっぱいGETして、アメをたくさん集めたら、進化できるようになるよ」
「そうなんだ! 知らなかった!」
うん、教えていませんでしたからね。
いや、私も意地悪で教えなかったわけでは無いんですよ!
進化の方法を教えていなかった理由は、大きく3つあります。
まず1つは、私の住んでいる地域は、恐ろしくポケモンが少ないのです。
こうして遠出してポケ活する事はありますが、同じ種類のポケモンを集めるのは、中々しんどいものがあります。
もう1つの理由は、ボールが超貴重なため、息子の命中率だと、これまた同じポケモンを集めるのが、とてもとてもしんどいのです。
そして、最後にして、最大の理由は……
「そうなんだ! がんばれば何とかなるかな! よ~し、今日は進化させるまで帰らないぞ~!!」
……これです。
いや、今日1日では、なんともなりません。
生物の進化を舐めるなと言いたい。
「息子、ゆっくり集めy……」
「ねぇねぇ、おとうさん! タマタマは何に進化するの?」
聞いて……
こうなっては何を言っても無駄でしょう。
仕方ない。
とりあえず進化させてみたいなら、比較的見かけるポッポさんを狙ってみる手もありますが……
「ねえ、タマタマは?タマタマは?」
「分かった、落ち着け。 あとお願いだから、あんまり連呼しないで。 」
ぐいぐい来る息子を押し退けます。
「タマタマは、進化するとナッシーになるよ。 って言っても、知らないだろ?ナッシー」
何せ、ナッシーは第一世代のポケモン。
初登場は、息子の生まれるずっと前です。
当然、知っている訳も……
「ナッシー!! ナッシーに進化するの!」
あれ?
「何?ナッシー知ってるの?」
「もちろん、知ってるよ! ナシの木みたいなポケモンでしょ?」
「そうそ……いや、おしい、ヤシの木ね。 ヤシの木」
とはいえ、ナッシーを知っていたのは意外でした。
ヒトカゲすら知らなかったのに。
聞くところによると、アニメ『ポケットモンスターサン&ムーン』でも、ナッシーは度々登場していたそうです。
誰かの手持ちでは無く、野生のナッシーが何度と無く、主人公達のピンチを救ってくれたのだとか。
いいな、ナッシー。
おいしいポジションだぞ、それ。
何はともあれ、息子はこの日から、ナッシーに進化させるべく、タマタマのアメ集めに奔走することになります。
ポッポ?見向きもしません。
晴れの日も
「タマタマ~どこ~?」
「声に出して探すのやめよ?」
雨の日も
「タマタマ~?」
「いや、寒いから帰ろう?」
風邪の日も
「た、タマタマ~……」
「寝てろ!」
様々な困難(?)を乗り越え、少しずつですが、タマタマのアメを確実に増やしていきます。
この時期は、タマタマの出るフィールドリサーチが、妙に多かったのも助かりました。
近くにいるとなれば、地図を見て移動し。
相棒にしてアメを拾い。
タマタマの出るタスクを何度も繰り返します。
そしてついに!
その時は訪れました!
「よし、息子よ。 このタマタマ達を博士に送れば、お礼に貰えるアメで50個達成だ!」
「わかった! …………送ったよ、おとうさん!」
「よし、どれどれ……。 って、タマタマ全部送っちゃだめでしょ!? 1匹は残しておかないと、進化できないでしょ!」
「あっ、そっか!」
数日後
そして、ついに! その時は訪れました!(2回目)
「よし、あとはこの進化ボタンを押せばいいんだぞ」
「わかった!」
息子の操作で、タマタマが光に包まれていきます。
長かった。
ここまで、本当に長かった。
息子とタマタマを集めた日々が、走馬灯のように……いや、まだ元気です。
でも、このポケモンが進化する瞬間、いいですよね。
何に進化するか分かっていても、ワクワクするものがあります。
やがて、光の渦が晴れ、立派に成長したナッシーが姿を現します。
これには、息子も大喜び……ってあれ?
神妙な面持ちで、画面を見る息子
どうした?
「おとうさん……このナッシー、変!」
おい、何て事言うんだ。
ナッシーさんに謝れ。
私も、息子の頭越しに確認しますが、そこに居るのは間違い無く、何の変哲もない原色のナッシーさん。
「何が変なの?」
「だって……だって……。 首が短いよ!!!」
あ~~……
そうなのです。
息子にとって、ポケモンの基準はアニメの『ポケットモンスターサン&ムーン』
登場するポケモンは……
アローラの姿なのです!
アローラ地方のナッシーは、オリジナルナッシー(カントーナッシー)と違い、非常に長い首を持っています。
息子が欲しかったのは、馴染みのあるアローラナッシーの事だったのです。
息子に、アローラとカントーの違いを説明しますが。
「…………」
「…………」
「おとうさん、もしかすると、ここからもう一回進化……」
「しないよ」
「……」
「じゃあ、いっぱい歩いたら、首が長く……」
「ならないよ」
「……」
息子が、このカントーナッシーを受け入れる為には、更なる時間を要したのでした。
読んでくださって、ありがとうございます!
次は、始めてジムバトルをした時のお話を書きたいと思います。
ついにナッシーを手にいれた息子。
強い(?)ポケモンを仲間にしたら、戦ってみたくなりますよね。
そこで、地元のジムで戦わせる事になったのですが……
こんな感じのお話になります。
どうぞ、よろしくお願い致します。
管理人コメント
長いアローラナッシーにみなれていたらたしかに、普通のナッシーが小さく偽物に見えるかも・・・
自分がはじめて進化させたポケモンもう覚えていません。
初めて捕まえた子、初めて進化させた子、など思い入れはあるはずなのに気づいたら忘れています。
息子さんのはじめてをお父さんがわすれずにちゃんと記録して覚えているのも本当素敵です
みんなのコメント
毎回楽しみに読んでます‼️
さて、どんなジム戦なるかな~
お父さんがぐっと我慢して息子さんからスマホを取り上げないのに感心してます。私なら無理やり奪って操作しちゃう(笑)
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ほんとお父さんのツッコミが上手いわw
息子のこのナッシー変!はうちらがアローラナッシーで体験したやつだなぁ~。一応ゲームでピカブイがあったとはいえアニメだけだと逆にそっちに驚くよね